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2004.09.15

二次詐欺被害

朝日新聞より マルチ商法被害弁済装い、郵貯だまし取る 13人が被害」

健康食品販売会社「全国八葉物流」による巨額詐欺事件の被害者に 電話で「被害弁済を代行する業者」を名乗り、郵便貯金の振り替えをインターネットや電話でできるサービスに加入するよう指示。操作に必要な暗証番号やパスワードを事前に指定したり、聞き出したりして、 8都府県で13人の被害が確認された。一家4人で計312万円だまし取られた例もあった。

なんというか、被害者には失礼だがなんで同じ話しに二回引っかかれるのだろう?

もちろん全国八葉物流事件の被害者が再度被害者になっているのなら、まさに個人情報流出であるわけだが、これもしょせんは犯罪組織に名前を知られた=カモリストに載った、ということなのだが、向こうから来る電話などというのは100%疑って当然なのだが、そういう知識が無いのだろうか?

それにしても、初期からのパソコン通信ユーザとしてはそれなりにひどい話を見たり経験したりしているからネットワークという顔が見えない世界では基本的に信用が無いということが身体に染みついているだが、ネットワークの世界とは別に「会社だから」「役所だから」といった既存の権威があって「ネットでは信用出来ないが、会社(役所)に聞けば確認出来る」と長年やってきた。

それが最近では会社も役所もネットを利用し始めた。その結果がニセサイトの登場でありフィッシングの横行、架空請求メールの氾濫である。

にも関わらず、会社はとにかく役所や周辺のボランティアグループなどが安直にインターネットで「私たちは○○(の認可を受けているの)だから信頼出来る」とやっている。そもそもニセサイトで無いことは証明出来ないということ知ってとは思えない。ネット外の権威を出せばネット内でも信用できると思っているところが恐ろしい。役所を代表として信用を常に維持するために莫大に費用を掛けていることを知らない人が多すぎる。

インターネットは社会そのもの反映であるから「いかがわしいインターネット」などというのがヘンなのだ。社会にはいかがわしい部分は間違えなくある。だからインターネットにもいかがわしい部分があって当たり前なのだ。そういう方向議論はあまり聞かない。

9月 15, 2004 at 11:51 午後 セキュリティと法学 |

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コメント

> なんで同じ話に二回引っかかるのだろう

なんでかはわかりませんが、どうやら「引っかかる人は何度でも引っかかる、そうでない人は一度も引っかからない」という法則があるようです。それを一番知っているのが犯罪者。カモリストが作られる由縁です(商品価値が高い)。

賢者は歴史に学び、凡人は経験に学ぶ(=痛い目に遭わないと理解しない)、そして愚者は経験からも学ばない、と。

愚者だからといって食い物にして良いという法はありませんし、凡人だって「人の振り見て我が振りなおす」知恵はあります。また無事でいるから新聞沙汰にはなりませんが、まともなものを含めて勧誘一切を拒否している人はいるものです。家庭への飛び込み営業は大変みたい。

というわけで対策は3つくらいにわける必要がありますね。経験を積んだ優秀な人でも太刀打ちできない新種攻撃への対策と、時々うっかりすることもある並の人への注意と、(少数の?)リピータ被害者救済策とは別物だ、と。

あとネットでは実社会と違って、本物の困窮者、文盲(PCではなんというのだろう?)はいません。アメリカだと公共施設を使ってアクセスするホームレスもいるそうですが、日本では食い詰めた段階でネット世界から退場かと。

投稿: 細川 | 2004/09/16 6:59:15

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