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2004.09.15

三菱ふそう・クラッチハウジングやっと対策

朝日新聞より クラッチ系統欠陥で恒久対策 三菱ふそう

同社は15日、金属部品「クラッチハウジング」について、破断の原因となる振動を抑える部品を追加装着する恒久対策を始めた。7月から実施している緊急点検で、対象車約7万2千台の約94%でクラッチハウジングの点検・交換が終わっている。

「酔うぞの遠めがね」で何度も繰り返し指摘した通りの結論にようやくなった。

クラッチハウジングは単なるカバーと支えを兼用したような部品で回転したり特に力が掛かったはしない。だから点検もしないし定期交換もしない部品であり、自動車(トラック)が使われる続ける間は点検が不要な部品である。

それが破断したというのは、ミッションやクラッチなどの回転している部品から発生する振動がクラッチハウジングの強度に対して過大であるから、亀裂が入ったりしまいには破断したのだ。

自動車の部品であるから飛行機ほどの軽量化やギリギリの強度設計にはなっていない。常識的に「これで大丈夫」という線を狙って設計するものだ。ところがそれではクラッチハウジングの強度が持たなかった、これはクラッチハウジングの問題かそうではないのか?

クラッチハウジングは正常でそこに異常な力が掛かったと考えるべきだろう。つまり交換するべきなのはクラッチハウジングではなく、異常な振動を発生させているクラッチやミッション、シャフトなどである。振動の抑える部品で対策するというのは、一応正しい選択であるが、まだまだ疑問符が付く。

そもそも、振動が全ての車に発生していたら(使い物にならないから)即座に対処していただろう。振動対策をするというが、振動する車が(全部から見ると少数)あるということだ。

そうなると、振動がどの車でも発生するわけではない=振動が発生する原因はなんなのだ?となる。つまり振動を抑える部品をつけても原因が解消したわけではあるまい。やはり原因を根絶する対策が必須だと思うが・・・・・。

9月 15, 2004 at 09:18 午後 もの作り |

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