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2004.08.30

最高裁UFJの統合交渉を認める

最高裁は30日、信託部門の統合交渉を禁じた東京地裁の仮処分を取り消した東京高裁決定を支持、住友信託銀行の抗告を退ける決定をした。
住友信託がUFJと三菱東京の経営統合交渉について、住友信託にUFJ信託を売却するという交渉中で独占交渉権があるのだから、UFJは三菱東京と信託部門を含む経営統合については交渉してはならないという仮処分を東京地裁に申し立てた。
東京地裁は独占交渉権が有効であるとして仮処分の申請を認めたのでUFJが東京高裁に抗告し、高裁は地裁の仮処分決定を取り消した。
そこで住友信託は最高裁に特別抗告したのだが、最高裁は東京高裁の決定を認めた。
さてこれで次はどういう展開になるのか?
一つは、三井住友がUFJとの統合交渉で「三井住友の方が三菱東京よりも有利です」と発表した。
会社は誰のものか?と言えば株主のものであるから株主にとってトータルで有利な経営をする義務が経営誌にはある。
そこに「こっちが有利だ」と来たのだから、それを切って三菱東京との交渉を続けるのはそれ自体がUFJの経営陣にとってはハードルになる。
一方、裁判所は仮処分の有効性は認めたが、独占交渉権の存在は確認しているから、交渉の契約を解除するのが無償で出来るのか?という問題が出てくる。住友信託は「損害賠償請求をするならば数百億円」とも言っている。
第2ラウンドに入るが今後も注目するべきである。

8月 30, 2004 at 05:17 午後 経済・経営 |

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