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2004.08.17

ボーダフォンの社長にNTTドコモの津田氏

朝日新聞より「ボーダフォン新社長にNTTドコモ前副社長の津田氏

ボーダフォンは16日、前NTTドコモ副社長の津田志郎氏(58)を12月1日付で両社の社長兼最高経営責任者(CEO)に迎えると発表した。

あらま!!である。
津田氏はドコモの立役者で以前から次期社長と言われドコモの顔でもあった。

その津田氏が春に社長にならないことが決まった理由が技術方と事務方が交互に社長になるとかなんとかで、全くの役所的な思考であったらしい、津田氏というか元々電電公社時代に自動車電話を手がけた部隊は事実上のリストラであり、それをドコモという形にして実力勝負に勝ったと自負していただろうし、世間もそう見ていた。ところがドコモがNTTグループの稼ぎ頭になったら「本家の出番だ」とばかりにNTT本体の論理を押し通してきたわけだ。

ドコモにとっては「自社の技術の表も裏も知る人物」(ドコモ関係者)だけに、「技術やノウハウが漏れるのでは」(同)との不安が募るばかり。津田氏を慕うドコモ技術者が多いことから、ドコモの人材がさらに流出する可能性も否定できない。


という記事が出てくるもの当然である。しかしまともな民間企業であればこれくらい計算することだ、そもそも春の段階で人事抗争として記事になった時点でダメである。その上でこの結果に本当に驚いたいるのなら「何を見ているんだ!」であるし「ドコモは随分と心配の多い会社だ」とも言える。

優雅なる没落さんは「元ドコモ副社長の津田氏がボーダフォン社長へ」でもっと踏み込んだ見解をアップされています。

8月 17, 2004 at 08:45 午前 経済・経営 |

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コメント

どうもNTTグループは他人の出世を妬んで足を引っ張り合う習性があるようで‥‥。あくまで噂ですが、確執というか、周囲からあまり快く思われていなかったそうです。ドコモには足を引っ張られてる方が他にもいらっしゃいますから、これだけでは済まないかもしれません‥‥。

投稿: わくたま | 2004/08/17 8:53:20

わくたまさんどもども(お早いおつきで(^^ゞ

昔、NECの PC98 をやった部隊は、確か全く競争力が無かった家電部門で一か八かのバクチとしてパソコンに進出したと思います。

ドコモも同じで、わたしが自動車電話を付けた時には電電公社に窓口が無くて探し回りましたからね。
それくらいの冷や飯扱いで、しかも電波法と称して台数制限まで食らっていた。
その中で次々とビジネスとしてそれぞれの段階でうまくいくように変化させていったのが、市場から評価されたわけで、iモードなんてのはその代表でしょう。

それが一人前になったら、外から利権を主張するのですから、どうしようもない。
まぁ携帯電話については別の会社もあるわけで、ドコモ一人勝ちは難しいし、海外での使用など課題も多いから、やるべき事は多いのだけど今後は今までドコモがやってきたようなダイナミックな進化が続くのかはちと疑問ですね。

投稿: 酔うぞ | 2004/08/17 9:03:51

TBありがとうございます.

ドコモの現在の成功は,半ば切り捨てられたという反発心をバネにしたこととともに,外の血をうまく取り入れたことにあると考えています.
一方,NTT持株は,未だ外の血を受け入れようとせず,休持株プロパーだけで,グループ全体をコントロールしようという旧態依然とした組織です.
おそらく,今回の出来事も,情報流出を恐れるだけで,今後続くであろう人材流出に対して,経営陣はほとんど危機感を抱くことは内のではないかと予想します.

津田氏には,独創的な展開でボーダフォンをもり立て,NTTを見返すぐらいの活躍を期待します.

投稿: 砂守 | 2004/08/17 9:19:46

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