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2004.07.30

リピーター医師問題・今回も諮問なし

毎日新聞より「医道審:民事での過失認定、処分はまた見送り

旧富士見産婦人科病院(埼玉県所沢市)の被害者同盟の小西熱子代表らは、元院長と元勤務医4人の医師免許取り消し処分を29日、厚生労働省に要請した。さらに、新方針を一日も早く適用して、リピーター医師などを処分するよう求めた。しかし、担当者は「独自の調査権限がないため、事実確認に限界がある」と説明するにとどまった。

医道審議会は厚生労働相の諮問機関で医師免許の剥奪などを答申することになっている。
医道審議会が医師免許の剥奪を答申しない限り、問題のある医師も診療を続けその結果として同じような事故を繰り返すリピーター医師が問題になっていた。

 
厚労省が02年末に打ち出した「民事裁判で過失が認められたケースも処分対象にする」新方針を出しのだが、それでも対象となケースの試問を厚労相はしなかった。

被害者同盟がただしたのは「なぜ諮問しないか」なのだろうが、その回答が「独自の調査権限がないため、事実確認に限界がある」だったという。
これヘンではないか?
事実関係として裁判所が過失を認めている亊案について、さらに調べる必要があるということが意味不明である。
調査の結果、判決がひっくり返るとでも言うのだろうか?
さらに、「事実関係の調査が出来ないと医師免許剥奪に直結する諮問が出来ない」というのでは、調査しなければどんな医師でも免許剥奪は無い、ということにならないのか?
将来、民事で過失認定された医師が同様の過失を犯した場合、諮問しなかった責任を厚生労働省に追求することになるが、それでもいいのか?

これは、いまだに厚生労働省が「生産者=医療業界」の意向で仕事をしているという意味に他ならない、まもなく時間切れになるぞ→厚生労働省

7月 30, 2004 at 10:29 午前 医療・生命・衛生 |

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