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2004.07.22

裁判員制度の具体的なイメージ

産経新聞より「裁判員候補者の呼び出し確率トップは大阪

裁判員制度は平成21年(2009年)春から地方裁判所で開かれる殺人などの重大事件に一般市民(有権者)から選ばれた人たちが裁判官と一緒に第一審の審理に参加する制度です。
実際に審理に参加する6人の他に予備の裁判員を含めて選任するために50人の候補者を呼び出すとして、大阪地裁管内が400人に一人で呼び出される確率がトップで、最低は秋田地裁管内の2410人に一人、全国平均では660人に一人だそうです。

地方裁判所は日本全国に合計50ヶ所あります。どこにあるかは下記をご覧下さい。

昨年は裁判員参加の対象裁判に相当する重大事件では3089人に判決が言い渡されていて、これはほぼ裁判の件数でしょうから、平均値としても各地方裁判所ごとに年に62回の裁判員参加の裁判が開かれる計算になります。

わたしの住んでいる神奈川県では横浜地裁だけですから、有権者は700万人。
これに対して660人に一人となると、1万600人を呼び出すことになります。1年間に1万600人が横浜地裁に出頭する、50人で計算しているので、1年間に200回つまり毎日裁判員の参加する重大事件の裁判が開かれる、という計算になります。地裁も混雑しますね。

660人に一人というのは1年間についての計算ですから、有権者で50年間(70歳まで)は呼び出される可能性があると仮定すると、12人に一人は裁判員として生涯に一度は呼び出されるとも言えます。けっこう高い可能性です。

東京高裁判所管内 11ヶ所
東京地裁、横浜地裁、さいたま地裁、千葉地裁、水戸地裁、宇都宮地裁、前橋地裁、静岡地裁、甲府地裁、長野地裁、新潟地裁

大阪高等裁判所管内 6ヶ所
大阪地裁、京都地裁、神戸地裁、奈良地裁、大津地裁、和歌山地裁

名古屋高等裁判所管内 6ヶ所
名古屋地裁、津地裁、岐阜地裁、福井地裁、金沢地裁、富山地裁

広島高等裁判所管内 5ヶ所
広島地裁、山口地裁、岡山地裁、鳥取地裁、松江地裁

福岡高等裁判所管内 8ヶ所
福岡地裁、佐賀地裁、長崎地裁、大分地裁、熊本地裁、鹿児島地裁、宮崎地裁、那覇地裁

仙台高等裁判所管内 6ヶ所
仙台地裁、福島地裁、山形地裁、盛岡地裁、秋田地裁、青森地裁

札幌高等裁判所管内 4ヶ所
札幌地裁、旭川地裁、釧路地裁、函館地裁

高松高等裁判所管内 4ヶ所
高松地裁、徳島地裁、高知地裁、松山地裁

7月 22, 2004 at 11:36 午後 裁判員裁判 |

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