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2004.06.10

三菱自動車の元役員に逮捕状請求

朝日新聞より「三菱自元社長ら6人逮捕へ クラッチ系統欠陥で死亡事故」

やっぱり、というのが感想である。

捜査当局は、業務上過失致死容疑で元役員6人の逮捕状を請求し、強制捜査に乗り出す方針を固めた。
00年に「クレーム隠し事件」が発覚した後も、旧運輸省に虚偽の報告をしてリコール(無償回収・修理)を免れた結果、死亡事故が引き起こされたと判断した。

対象となるのは、
河添元社長
宇佐美・ふそうトラック・バス前会長
00年当時の社内組織「三菱ふそうトラック・バスカンパニー」の社長(66)
当時の三菱自副社長(66)
品質技術本部長(65)
同副本部長(61)の計6人。

 00年7月、旧運輸省からそれまで隠していた不具合情報を明らかにするよう求められたが、河添元社長らは「98年3月以前の情報は保管されておらず、調査は困難」と虚偽の報告をしてリコールを免れたとされる。

 その結果として、02年10月に山口県熊毛町(現・周南市)で、冷蔵車が建物に激突し、ドライバーが死亡する事故を引き起こした疑いが持たれている。

なぜこんな展開になるまで突っ走ってしまったのだろうか?
ごく常識的に考えても、モノ作りにおいて完全無欠なものを作ることは出来ない、だから改造やリコールという後からの手直しが社会的に認められているわけだ。

前輪ハブの破損を「摩耗によるものであり、整備不良である」という論理はどこから出てきたのだろうか?そもそも前輪ハブは摩耗など事実上しない。およせ製作誤差の範囲である。こんなことは自動車製造業者であれば誰でも分かることだろう、それを「摩耗する」と言い切ってしまった。

クラッチハウジングについてはもっとひどい、クラッチハウジングの強度不足というのは、バランスの問題であって、クラッチハウジングが相対的に強度不足であったというのは確かであるが、掛かる力が過大であるからというのがわたしの考えであるが、その評価は聞こえてこない。

どちらも、勝手に作り上げた技術的な原因の上に話を組み立てていったとしか思えない、なんでそんな無理なことをしたのか、その理由が強制捜査の最大の狙いであろうし、それは知りたいことだ。

6月 10, 2004 at 12:58 午前 もの作り |

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