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2004.05.11

三菱ふそうのハブの構造

朝日新聞に三菱自動車のハブが壊れる仕組みが図解してあった。

      040507hub.gif

このように車軸、ベアリング、ハブ、ホイール、タイヤとつながって機能するのであるが、ハブが破断することでタイヤとホイールが外れてしまうわけだ。

現在問題になっているは、ハブの摩耗よって整備不良になるという三菱自動車の主張が、ウソではないか?ということなのだが、三菱自動車の主張の中にはアルミホイールを使用すると摩耗がハブの少なくても壊れることがあるというワケのわからないのがあるが、つまりはハブとホイールが触れる部分の摩耗量を問題にしているのだろう。
図でも分かるとおり、ハブにはボルト(スタッドボルト)が出ていて、そのボルトをホイールの穴を通してから、ナットで締め付けるて取り付ける。

ハブのこの部分の厚さは12~15ミリぐらいはありそうだ、一番薄い部分でも10ミリはあるだろう。
それが1ミリ減ったら破断するというのが三菱自動車の主張であるが、1割減ってしまうと破断強度になるというのは機械設計上はあり得ない話しである。
そもそも、鋳物なのだから強度のバラツキを10%以内に確実に止めることが難しい。

機械工学は200年の歴史があり、経験則もあるから計算上の強度は大体10倍ぐらいあるのが普通である。
飛行機のように軽量化のために厳重に設計計算をしている場合には1.5倍とかになる。
つまり1.1倍以下という余裕は考えがたい数値と言える。

また、ハブの構造はほとんどのメーカがほぼ同じ形態になっているはずで、他社のトラックなどでハブ破断事故がどのくらいあったのか?が重要な問題だろう。

つまり、根本的に設計ミスをしていると考えた方が適切であって、それを糊塗してきたというのはどういうことだ?

5月 11, 2004 at 08:58 午後 もの作り |

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コメント

遅レスで悪いが通りがかったので。

体重計の上で屈伸したり飛び跳ねたりすれば判る事だが、上下に加速運動すると荷重は物凄い数値を示す。

今回の事故は許容積載量の3倍も過積載していたのだから、常識の範囲で言えば使用者が悪い。

当時は過積載が当たり前な風潮があったが、それでも普通は精々2倍までだ。
3倍も積むのであれば、走行の度にバラしてカラーチェックで金属疲労の度合い位は診なくちゃダメだよ。

投稿: とおりすがり | 2014/09/09 17:35:10

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