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2004.04.20

北朝鮮向け亡命者放送が始まる

朝鮮日報より「脱北者らが制作する「自由北韓放送」がスタート

脱北者(北朝鮮を脱出した住民)によるインターネットラジオ放送「自由北韓放送(www.freenk.net)」の正式開局を明日にひかえた19日。
ソウル・東大門(トンデムン)区の北朝鮮研究所の建物内にある6坪余のスタジオでは、この放送のアナウンサーを務める元脱北者のチョン・ジュファ(31/仮名)さんとノ・ユジン(35/仮名)さんが「キュー」のサインに合わせて台本を読む練習をしていた。
ノさんは北朝鮮で10年間、宣伝隊所属の放送員として働いている。

ノさんは放送で北朝鮮の方言を使う理由について、「私たちが上手くできる話し方でもあり、北朝鮮の住民や海外の脱北者に親しみを感じてもらう言葉の方がいいと思ったから」と話した
自由北韓放送はキム・ソンミン代表以外に7人の編集委員と技術監督、アナウンサー、取材記者、ウェブ専門家など全員が元脱北者だ。放送に必要な機材を整えるためにかかった費用3000万ウォンも、国内の4000人余の脱北者が少しずつ出し合って集めたものだという。
20日から毎日午後8時から9時までの1時間は生放送、残りの時間は録音した内容をサイトで視聴できる。

1980年11月9日にベルリンの壁は崩壊し、社会主義東欧は消滅してしまった。このきっかけとなったのは、衛星放送の受信であったことがよく知られている。
それ以前のプラハの春事件と呼ばれる、チェコへのワルシャワ条約軍の侵攻の時1968年にはラジオが大きな意味を持っていた。
SARSの流行を中国政府が早々に公表しなければならなくなったのは、携帯電話によるインターネットメールを止めることが出来なかったからだと言われている。北朝鮮においても中朝国境では中国の携帯電話を主に密輸のために使っていると言われるが、当然内陸部ではこれも出来ないだろう。
1960年代どころか、第一次大戦中からラジオを使った宣伝戦は行われていたが、21世紀になってこのような話が出てくるとは思ってもいなかった。

4月 20, 2004 at 10:34 午後 海外の政治・軍事 |

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