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2004.04.19

イラク戦争開戦秘話が出版される

CNNより「イラク開戦前夜の「米政権内幕」米紙記者が新著

「ブッシュ米大統領は米同時多発テロの3カ月後に、すでにイラク攻撃案の作成を命じていた」
米ワシントンポスト紙のボブ・ウッドワード記者は近く発売する著書「プラン・オブ・アタック(攻撃の計画)」で、イラク開戦に至るまでの米政権の「内幕」を紹介している。アフガニスタン戦争のための予算がイラク戦争の計画資金として流用されたとの描写もあり、論議を呼んでいる。

新著は、ブッシュ大統領をはじめ、イラク戦争の立案にかかわった75人へのインタビューを基にしてまとめたという。
要旨によると、同氏は、イラク戦争の立案が01年11月までさかのぼると主張する。ブッシュ大統領がラムズフェルド国防長官を呼び出し、秘密裏に計画を作成するよう指示したという。

ブッシュ大統領は03年1月初め、ライス補佐官に相談した上でイラク開戦の決断を下し、ラムズフェルド長官らに伝えた。だが開戦に反対したとされるパウエル国務長官には、13日まで報告しなかったという。

ライス補佐官はこの点についても、「イラク開戦が決まったのは3月。パウエル長官は事前に計画を熟知していた」と反論。またウッドワード氏が、戦争推進派のチェイニー副大統領とパウエル長官は「めったに口をきかないほど仲が悪い」と描写しているのに対し、「2人の関係は友好的」と強調した。


まさに「やっぱり出たか」という印象が第一である。
言うまでもなく大統領選挙に影響するだろう。
ライス補佐官のかなり目立つ発言は、それ自体が異常な印象を与えていたし、パウエル国務長官が湾岸戦争の指揮官でありながら、終始一貫して開戦に慎重であったことを考えると、この手の本が出ない方が不思議というべきであろう。日本でも韓国でも見られる傾向であるが、株価を代表とする経済指標は政府首脳の発言や選挙結果などある程度予測がつくものには反応しなくなって来ている印象がある。むしろ、実際の戦闘など突発的ことに強く反応するようで、本来であれば大政治スキャンダルとも言えるかもしれないし、現在の支持率の通りであれば、大統領選挙はブッシュ敗戦となるわけだが、それでも経済に影響しないのだとすると、これは政治の社会的な地位が低下したということにならないか?

4月 19, 2004 at 11:05 午後 海外の政治・軍事 |

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» パウエル氏、本の内容に反論 トラックバック 酔うぞの遠めがね
パウエル国務長官は、近く出る本でイラク戦争開戦計画策定で外されていたとの記述に対して、反論しした。 続きを読む

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