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2004.04.12

ブッシュの言い訳

CNNより「米大統領、「具体的な事前情報なし」9・11前の機密メモ

ブッシュ米大統領は11日、公表された大統領あての機密報告書が、同時多発テロの約1カ月前に国際テロ組織アルカイダによる米国内テロを警告していた問題について、「具体的に対応できる情報はなかった」と述べ、報告の内容から同時多発テロを防ぐことはできなかったと反論した。

大統領は、記者団に対し、2001年8月6日付の「大統領日報」について、「テロの脅威を具体的に示すものではなかった」と釈明。「攻撃の具体的な日時が挙げられていたわけではない。オサマ・ビンラディンが米国に攻撃をたくらんでいたと書いてあった。でもそんなことはすでに分かっていた。私が知りたかったのは、自分たちが対応する必要のある具体的な何かが、米国内で起きるのかどうかということだった」と大統領は弁明している。

ウォーターゲート事件などを担当した元連邦検察官のベンベニステ委員は記者団に対し、「CIAは日報に『ビンラディン、米国内の攻撃を決意』という題を付けて、大統領に、大規模テロの危険は海外だけじゃないと強調していた。米国内に『細胞』があり、工作員が米国に出入りしており、米国内に支援ネットワークがあるなど、ビンラディンが米国内の攻撃を計画していると強調するには、十分な根拠を列挙している。さらに日報は、ビンラディンが長期間にわたり攻撃を計画することも指摘している」と同委員は指摘する。

いかにもブッシュ政権にとって分の悪い展開になった。報道された通りにはっきりと「アメリカ国内でアルカイダが攻撃を掛ける」と報告されたのであれば、大統領が言う「具体的に対応できる」とは「日時を指定せよ」と言っているのと同等だから、これはちょっと受け入れがたいだろう。
イラクでの米軍の大損害、イラク侵攻の元となった情報の信頼性への疑問、ガソリン価格の上昇など11月の大統領選挙に対してはマイナス要素ばかりが並んでしまった感があるブッシュ政権は今後、産業界の支持を得るために日本と中国には無理難題を押しつけて来るだろう。

4月 12, 2004 at 02:02 午後 海外の政治・軍事 |

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