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2004.03.09

UCLAで献体・臓器の故買

CNNより「遺族が集団訴訟、UCLAでの献体臓器の不正売却

カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)医学部を舞台にした遺体や臓器の不正売却事件で、遺体の遺族らが同校に対し、是正措置が取られるまで献体プログラムの中止などを求める集団民事訴訟を8日、ロサンゼルス地裁に起こした。遺族の弁護士が明らかにした。
事件では、献体プログラム責任者と転売容疑があるブローカーとみられる人物が逮捕されている。


腎臓を売るとかといった話しはだいぶ以前からありますが、小説やマンガの世界では臓器故買とか臓器強奪という話が相当古くから書かれていました。これは献体された臓器の故買ですが、日本でも脳死臓器移植で遺族が謝礼を請求したという話しも伝わっており、臓器と言えども善意だけに頼っていると、故買・密売といった話しになってしまうのがもしれません。

3月 9, 2004 at 10:29 午後 海外の話題 |

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コメント

私は、南カリフォルニアのUCLAから30分ほどのところに住んでいる。このニュースを本当に理解するには、臓器移植そのものに隠された西洋医学に内在された固定観念の背景を鑑みなければならない事件だと思う。脳死そのものが死であって、直後に臓器を取り出すということが、何を意味しているか西洋医学のなかで研究が成されたことが歴史的にどれだけあるか。かつて、死の瞬間を調査するために、末期の患者の死の瞬間に伴い、カプセルで被い科学的に何が変化するかを測定したら、僅かの二酸化炭素と水蒸気の発生があっただけであるという結果があったように記憶している。こうした人間を物質としての変化としか捉えない概念が続く限りは、根源的な臓器移植が続くと思われる。臨死体験があっても、それは脳による幻覚であるとしか説明できない医学界は、宗教で数千年説いてきたあの世の存在、地獄の構図をたわ言と想定していることにもなるかもしれない。脳死の瞬間に、身体を動かすことができなくとも魂が心が内在していて、意識があるならば、無麻酔で臓器を取り出されるときに、あなたであれば、どういうことになるか、こうしたことを考え、科学で解明される時代がもうそこまで来ているのではないかと思う次第です。今回の事件は、自らの給与だけで満足できず、
臓器移植が行われる今、臓器が延命するために、高価な価値を有することを認識した、精神異常者の犯行であったのではないだろうか。本質的には、臓器移植が『科学的』根拠を本当に得ずに行われてきている西洋医学に、多くの方々が、真剣に考えて行くことが、こうした猟奇の事件を葬るために隠された知恵ではないだろうか。
私は、そう考える。本当の意味で常識のある人々が増えることが臨まれています。

投稿: 月見里隆則 | 2004/03/18 5:51:00

コメントありがとうございます。
この事件は、CNNの引用記事にあるように、複数の関係者が関わっている様子で、それもある程度の間継続して外部に持ち出されたとなっています。
そうすると、これは個人的なエキセントリックな問題なのか?それとも臓器の故買という経済的な動機なのか?と考えた時に、フィリピンなどでの生体腎臓売買などといった実態があるので、経済的な臓器故買が動機と考えた方が正しいのではないか?と考えています。
なお、集団訴訟になったのですが、プライバシーの観点から訴訟の詳細は伏せられていて、何人の原告あるいは臓器を外部に持ち出されたとする遺体が何体なのかは報道されていませんが、これも常識的には、かなりの数になるのではないか?と思われます。
放送では確か角膜などが対象になっていたとのことで、脳死状態から取り出さねばならない臓器は含まれないと考えるべきでしょう。
脳死状態で取り出さねばならない臓器を勝手に取り出したら、これは殺人事件になります。
このために、臓器として使用するために持ち出したというよりも、医薬品の原材料となったという報道もあります。

投稿: 酔うぞ | 2004/03/18 8:43:06

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