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2004.01.26

鳥インフルエンザ深刻化

鳥インフルエンザについては、一度に幾つかの問題が出てきたようです。
一つは感染地が、複数の国に広がっていることが明らかになってきたこと。
もう一つは、人間が感染して死亡したとされる例が出てきたこと。
三番目は、政治危機になりそうなことです。

タイは初の鳥インフルエンザによる六歳男児の鳥インフルエンザ感染による死亡を発表しましたが、ベトナムで6人が死亡しているので、7人目ということなります。ベトナムでの6人目の死者はホーチミン市で初めて発生しました。これまでの5人の死者はいずれもハノイであったので、北部ベトナムから南部ベトナムに拡大したことになります。

さらにインドネシアでも流行が報告され、中国ではアヒル200羽が死亡しました。

これら鳥インフルエンザの急速な拡大に対する、政府の対応について、タイのタクシン首相は、情報を隠していたというして非難されています。
同様にインドネシア政府に対しても、公表が遅れたとして政府が非難されています。

このため、大量の家禽が死んでしまい、タイ900万羽、インドネシア1000万羽、といったばく大な損害になっています。以前紹介したように日本の鶏肉需要は年間173万トンですから、およそ日本の需要の内1%程度が数の上で消えてしまった、と推定されます。もちろん、処分されたり病死した鳥のすべてが日本に鶏肉として輸出されるはずもないわけで、もし日本が全量を輸入している場合には、鶏肉需要の10%程度が生産地で減少するといった事態だろうと想像できます。

1月 26, 2004 at 02:28 午後 医療・生命・衛生 |

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