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2003.12.19

RE:SARSのデータ

>「そもそも、感染地域はどこだったんだ?」
>ということが気になって、
>WHOのデータを当たったら、
>3月から「この地区で感染があった」という
>データが出ているのですが、
>4月になる毎日積み上げられていて・・・・・

結局2003年3月16日から7月4日まで、88回の報告がありました。報告の無い日もあります。また、SRASそのものは2002年11月1日から2003年11月21日までの流行地域の報告もありますが、これは国別に流行の始まりから終息までを報告したデータでした。

88回の報告は、要するに「今日はここは流行地域である」という場所を並べたものですから、早期に終息したことで有名なハノイは4月26日で報告から消えます。その逆に長々と続いたのが台湾です。

そこで、報告が上がった回数をカウントして並べてみました。報告の回数(地域と回数)の総数は787です。
台湾、香港、トロント、広東省、シンガポール、山西省の6地域で、56%を占めます。広東省は香港に隣接し深セン市、広州市で有名です。山西省は北京の南側で比較的内陸部です。

このことから分かるのは、SARSの流行地域はかなりの大都市とその周辺であるということです。
ところが注目するべきことは、上海はSARSの報告がありません。同じ中国でも北京、天津という大都会では報告あるのに、上海には無い。
同じようなことは、台湾に言えることでWHOのデータの大半は「台湾」となっています。台北という地域を特定したデータは87回中の11回です。しかし、報道では台北の院内感染が流行に引き金になったと記憶しています。

酔うぞ拝

12月 19, 2003 at 11:52 午後 医療・生命・衛生 |

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>ところが注目するべきことは、上海はSARSの報告がありません。 >同じ中国でも北京、天津という大都会では報告あるのに、 >上海には無い。 トロントでは流行状態... 続きを読む

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