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2003.12.06

100%ホンダ製双発ジェット機

読売新聞より

>100%ホンダ製双発ジェット機、米で試験飛行へ
>
> ホンダは4日、小型ジェット機「ホンダジェット」を開発したことを明らかにした。
>今月17日、アメリカで初の試験飛行を行う。
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> 「ホンダジェット」は全長12・50メートル、全幅12・20メートル、高さ4・02メートルで、パイロットを含めた定員6―8人乗りのビジネス用の小型機で、ホンダが独自開発したジェットエンジン2基を主翼の上に搭載している。
>
> ホンダは、現時点では、ジェット機の販売など事業化の計画はないとしているが、航空機エンジンについては、アメリカの企業と共同で、事業化に向けた市場調査を実施している。

ホンダは本田宗一郎氏が「飛行機のエンジンはなんて低性能なのか?」と気づいて「ホンダなら高性能な航空機エンジンを作れる」として、実際にエンジンを作ってしまい、そのエンジンを利用した航空機設計コンテストを朝日新聞と共同企画で募集した。
ところが、この高性能航空機エンジンは全く売れなかった。
その後も、トヨタとポルシェが航空機エンジンを完成させたことは知っているが商品化されたという話は聞いていない。

これは、航空機のエンジンが機体に固有のものではない、ということが一番大きい。
つまりエンジンは同じエンジンを使用する飛行機の共有なのである。
もちろん、商用ジェット旅客機などでは「航空会社のエンジン」は当然あるが、それでも同型エンジンを使う航空機会社とはエンジンを融通しているくらいだ。

この結果、エンジンだけを進歩させるわけにはいかない、ということになる。
つまり、機体、整備、販売など全部を見通した巨大ビジネスになっている。
かくして、航空機メーカーもエンジンメーカーもどんどん統合されて激減してしまった。
アメリカだと、大型機や軍用機のメーカーはロッキード・マーチン社とボーイング社だけになってしまった。

その一方で、アメリカでは飛行機も「試作機」と届け出れば、ホームビルドでも飛行可能である。
今回のホンダがエンジンも機体も作ったというのは、技術的にはすごいことで、随分と勉強になったとは思うが、ビジネスとしての将来像は全く不明だろう。
アメリカで飛行するというのは、ホームビルド機と同じ事と言える。

では、アメリカのマイナー(と言うしかない)航空機製造業界(なのか?)の状況はどんなものか?
というと、ジェット機をボンボン飛ばしている。
中には、かなりトンでもないものまであって、複合素材で出来ている機体なんてものも飛ばしている。
いったいこんなものを作って、将来どうするのだ??と思うようなものではあるが、屁理屈は幾らでも見つかるようで麻薬取締専用とか言っている。

ホンダの今回の、飛行機製作とはどういう意味があるのか、よく分からない。
hondajet02

12月 6, 2003 at 01:25 午前 もの作り |

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コメント

新しい航空機の技術にジェット機の天井にヘリウムのタンクを付けタンクの中を電子レンジで熱して機体を軽くするやり方がある こうすることでジェット機の燃費を飛躍的に向上するかもしれない 人類はまだまだ発展し宇宙へ月面へ火星へ文明を伸ばすと幸せ者になるかもしれない

投稿: 増田二三生 | 2008/05/16 23:08:56

1万機行けそうに僕には思えます。

投稿: 嶋﨑英夫 | 2008/08/28 5:50:45

日本国がジェットエンジンを製造しているなど公にしていますが隠す冪事だと思います。
IHIだって発表していません。でも解かってしまう事でしょうがこうなったらどんどん飛行機よりジェットエンジンの物凄いもの特に超大型航空機用を期待して居ります。頑張って下さいまし。

投稿: 嶋﨑英夫 | 2008/08/28 6:07:40

ホンダさんは経営をある程度失敗した事を見せかける冪です。

投稿: 嶋﨑英夫 | 2008/08/28 6:13:03

本田宗一郎さん見たいな人は大勢いますがホンダさんが現在も繁栄を続けていらしゃる背景は一人者目の経営者の賜物だと固く想像できます。僕は一切強力なセキュリテイなど入っていません。

投稿: 嶋﨑英夫 | 2008/08/28 6:29:16

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